シンポジウム
外来種新法を問う!-来るべき法制度のために-
【趣旨】
現在、長年懸案の外来種管理に関する新法が、環境省の中央環境審議会野生生物部会移入種対策小委員会で来年度通常国会で成立を目指して検討されつつあります。これに先んじて民主党では外来生物種規制法(案)を作成・公表するなど新法設置を目指して動きつつあります。しかし、外来種管理法が有効となるためには、まだまだ多くの検討が必要であると考えられます。
今回は、これらの動きを紹介すると共にその問題点を探ること、新法でとくに問題と考えられる飼養下の動物の管理問題との関連、感染症との関連などの検討、ニュージーランドなど他国の法制度の検討など、よりよい法律制定を目指して論議を行います。
できればこの論議をまとめて新法への意見提出などを行いたいと考えています。参加は自由なので、外来種新法に関心のある方は是非とも出席して意見を述べていただきたいと考えています。 |
期 日 |
2003年9月6日(土) |
時 間 |
10:00から17:30(9:30開演) |
会 場 |
東京都、港区立芝浦港南区民センター
tel.03-3769-8864
東京都港区芝浦4-13-1
都市基盤整備公団トリニティ芝浦 1・2階
JR田町駅下車徒歩10分
地下鉄三田線・浅草線・南北線:三田駅下車徒歩15分
都営バス(浜95) 八千代橋下車 徒歩2分 |
参加費 |
無料 |
主 催 |
野生生物の保護に関わる法体制検討会
世界自然保護基金ジャパン |
<プログラム>
9:30 開演
10:00-10:10 開会の挨拶(WWFジャパン事務局長)
10:10-10:50 環境省移入種対策小委員会より想定される法案内容
草刈秀紀(WWF ジャパン)
10:50-11:30 民主党の外来生物種規制法(案)の概要
谷博之(民主党・参議院議員)
11:30-12:10 外来種の飼養下における個体管理のあり方
野上ふさ子(地球生物会議(ALIVE))
12:10-13:10 昼食休憩
13:10-13:50 感染症予防のための外来種対策のあり方
安岡潤子(ハーバード大学大学院)
13:50-14:30 現行事業から見た現存外来種の管理のあり方
山田文雄・杉村 乾(森林総合研究所)
14:30-15:10 海外の外来種管理法の骨子
磯崎博司(岩手大学)
15:10-15:50 外来種新法のあるべき姿
村上興正(元京都大学)
15:50-16:00 休憩
16:00-16:40 討論講演
コメンテーター
三浦慎吾(森林総合研究所)
池田 啓(姫路工業大学自然・環境科学研究所)
16:40-17:30 総合討論 |
◇◆問い合わせ先◇◆
WWFジャパン 自然保護室
〒105-0014 東京都港区芝3-1-14
日本生命赤羽橋ビル6F
草刈 秀紀(03-3769-1772)
|