生物多様性国家戦略の見直しに関する意見
〜民主党第34回環境部門会議での意見発表〜
2012年5月30日
生物多様性国家戦略とは、生物多様性条約及び生物多様性基本法に基づく、生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する国の基本的な計画です。
生物多様性国家戦略
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/wakaru/initiatives/files/2010/01_mainbody.pdf
現行の生物多様性国家戦略は、生物多様性基本法に基づき、平成22年3月16日に閣議決定されました。現行の国家戦略の計画期間は、概ね平成24年度までとされていること、また、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において採択された愛知目標で「(目標17)2015年までに、各締約国が、効果的で参加型の改定生物多様性国家戦略及び行動計画を策定し、政策手段として採用し、実施している」ことが求められていることから、現在、中央環境審議会生物多様性国家戦略小委員会において、生物多様性国家戦略の見直しの審議が進められています。
生物多様性国家戦略小委員会の議事・資料
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/wakaru/initiatives/index.html
これに関連して2012年5月30日に行われた民主党第34回環境部門会議では、生物多様性国家戦略の改定について、自然保護団体からのヒアリングが行われ、以下団体が意見を発表しました。
◆世界自然保護基金(WWF)ジャパン
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の抜本的改正について
−「種の保存法」改正なくして、愛知目標の目標達成なし−
◆トラフィック・イーストアジア・ジャパン
生物多様性国家戦略へのアイデア 「取引」と「薬用植物」の視点から
◆日本自然保護協会
生物多様性国家戦略に大きく期待したい
◆イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク
新たな生物多様性国家戦略で海洋の保全推進を!
◆日本野鳥の会
生物多様性国家戦略に関する(公財)日本野鳥の会の要望事項
◆コンサベーション・インターナショナル・ジャパン
我が国の生物多様性関連課題について(国際関連)
◆地球生物会議(ALIVE)
生物多様性保全のための動物取扱業の規制強化の必要性についての意見
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